円滑に医局を辞めるコツ

医局はできるだけ安穏に辞めるべき

女医のイラスト

転職や退職を考えているドクターの中には、なかなか医局を抜けることができずに悩んでいる方も多いでしょう。しかし、医局や教授などに義理を欠くような辞職の仕方をした場合、その地域や関連病院などで働いていくことは困難になってしまう可能性があります。例え素敵な転職先を見つけられても、円満に医局を辞めることができなければ、全て水の泡となることもあるのです。

しかし、医局を辞めてもなお、病院や教授と良好な関係を続けているドクターもたくさんいらっしゃいます。それは、しっかりと押さえるべきところを押さえて、円満な状態で退局したからなのです。では、円満な退局をするためには、どんなポイントを押さえれば良いのでしょうか?

円満に医局を辞めることができる5つのポイント

その1 家庭の事情、家を継ぐなど止むを得ない状況を理由にする

「実家で病院経営している親の跡を継がなければならない」というのが最も多いケースですが、全てのドクターが医者の子供というわけではありません。「親の介護」「妻の勤務先問題」「子供の進学問題」などを理由にすれば、さすがの医局長も引き止めることはできません。

退局の意思を告げる時には、しっかりとした将来的ライフプランも交えて話をし、これからも医局とは繋がっていたいという意思を告げることも重要です。

その2 翌年の人事が決まる前に退局を申し出る

ドクターが医局を辞めるとなると、一番困るのは人事です。翌年の人事が決まる前に退局を申し出なければ、病院に対して迷惑をかけることになります。通常は11月~翌1月くらいの間に、翌年度の人事を含む教授面談があるはずですが、できれば1年前には辞意表明を行っておきたいものです。

その3 妥協案を提示してみる

医局からドクターが抜けてしまうと、当然医局が人手不足になってしまいます。引き止められた場合のことも考えて、1年の期限付きで関連病院勤務をする、無償の残業を引き受けるなど、妥協案を提示してみましょう。

その4 教授が変わるタイミングで退局する

教授が変わると、医局の方針や考え方が変わります。退局のタイミングと教授が変わるタイミングが同じということは少ないとは思いますが、新しい医局の方針についていけないという理由で、退局を申し出るということもできます。円満な辞め方ではないかもしれませんが、理由の1つとしてあげておくと退局を申告しやすくなるかもしれません。

その5 先輩退局者やプロのコンサルタントからアドバイスを受ける

先輩ドクターの中で円満に医局を辞めた方がいらっしゃるなら、その人と連絡をとってアドバイスを受けるのが良いでしょう。そういったドクターがいない場合は、転職支援サービスを行うエージェントに相談しにいくこともひとつの手です。

転職エージェントに所属するコンサルタントは、これまでに退局を経験した何人ものドクターより相談を受け、最善策を考えてきています。転職希望者の事情や考えに合わせた対応を提案してくれるので、まずは抱え込まずに相談することが先決です。

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